次回に向けてのタイムカプセル
  
高校3年生の時の 第30回 「ぎんが祭」 でタイムカプセルを作ったことを覚えていますか。
ちょうど節目だったこともあり、20年後、第50回に開封しましょうということで、幾つかのものを埋めました。
(埋めたというのは言葉のアヤで、高校の校長室で保管いただいていたんですけどね)
卒業20年を数えた開封の年、本来の趣旨ですと在校生が開けるものではありますが、
でも当時を知る人間が開けた方が却って価値があるのではないかと言う意見が出て、
(いったい何処で出たんでしょうね)
校長先生に掛け合い、私達の手許に頂戴することができました。
それが、前回の同窓会で行なった「タイムカプセルの掘り出し」でした。(掘り出しって いったい・・・)
20年ぶりに日の目を見た物々に懐かしさを見出した人も少なくなかったようですが、
それ以上にこの 「タイムカプセルを開ける」 というイベントが、なかなか楽しいものでした。

また、あの楽しさを味わいたいね。ということから行われたのが、
今回各クラス毎に計8本用意した 「ワインのボトルに一人一人の寄せ書き」 でした。
開封は、蟻ヶ崎高等学校で代々の習わしとなっている、卒業30年目に行われる記念同窓会の予定です。
(そんなに先の話ではなく、たかだか6〜7年後の話なんですけどね。)
当初は、卒業時の1978〜79年産の葡萄から作ったワインを予定しましたが、
これが思いの外、高価で手が出ませんでした。
でも次回の集いの際に 「寄せ書きの載ったワインで乾杯」 っていう案を捨て切れず、
代替え品を探した結果、今年に相応しいワインが見つかりました。
つい先日まで世界中を巻き込んでいたサッカーのワールドカップ、そのオフィシャルグッズです。
【 F I F A 
KOREA-JAPAN 】の公式ラベルの貼られたワインが用意出来ました。
それも日本で出回っているタイプと一風変わった舶来品です。


今回参加いただいた仲間から寄せ書きを綴ってもらった
このワインを、しばらくの間 封印しておきます。
保管場所は、やはり 新装なった同窓会館でしょうか。
それとも前回同様に校長室でしょうか。
次回 このワインで乾杯を致すべく
タイムカプセルが埋められていることを覚えていてくださいね。
みなの想いとともに7年間熟成されたワインは
想像以上のおいしさでした。
平成14年6月 タイムカプセルを預けた際
当時の学校長・千村重平先生と記念撮影
2009年10月31日 開封




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